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森川(記者)

本を売り、本を読む日々。
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散 漫 帖

本と映画と妄言と
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静子の日常(井上荒野/中央公論新社)

 主人公、静子は七十を過ぎたおばあちゃんだが、可愛らしい見かけに反して、思い立ったらやってみる行動派だ。しかし、決して力まず、まぁやってみましょうというノリだ。そんな彼女の行動が、家族が抱えるモヤモヤを、それとは知らず解決してしまう。読んだ後は、少しスッキリした気分になる。

 職場の人から薦められた本。前に職場に勤めていた人と静子が似ているよーと言うのでちょっと気になっていた。
 うーん、確かに似ているなぁ。この、飄々とした感じは。色々あったことが、良くも悪くも表に出ない人だった。周りがどんなに慌てても、決してペースを乱すことがなかった。ああいう風になりたいものだ…と密かに憧れていた。
 

Posted by pareidolie21
小説(国内) / 19:47 / comments(0) / -
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