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森川(記者)

本を売り、本を読む日々。
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散 漫 帖

本と映画と妄言と
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予告された殺人の記録(ガルシア=マルケス/新潮文庫)
 三十年前の白昼、皆が見ている前で、一人の男が双子の兄弟に滅多切りにされて殺された。誰もがその男が殺されるであろうことを知っていた、その男以外の誰もが。
 「私」は、事件の背景を調べるために現場を訪れ、当時を知る人々から話を聞いて回る。浮かび上がったのは、差別、嫉妬、憎悪……ドキュメンタリータッチで描く、事件の物語。

 昔読んだ時には、いまひとつのめりこめないまま読んだ本。再び読んだら、面白くて引きずりこまれました。
 マルケスが生まれ育った村で、実際にあった事件を元に描かれた話らしく、また記者出身だけに、とても生々しいです。が、同時にいつもの眩暈がしそうな描写にもやられます。
 殺された男、殺した双子の兄弟よりも、放浪の青年と彼に惚れた女の方が印象に残っています。彼らのその後とも言われる『コレラ時代の愛』もそのうち読んでみたいです。
Posted by pareidolie21
小説(海外) / 21:30 / comments(0) / -
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