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2013.12.31 (Tue)
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散 漫 帖本と映画と妄言と
十二月に読んだ本
2013.12.31 (Tue)
≪本≫
『富士日記・下』(武田百合子/中公文庫)★★★★☆ 『仏教シネマ』(釈徹宗、秋田光彦/文春文庫)★★★★ 『蝉しぐれ』(藤沢周平/文春文庫)★★★★★ 今月は三冊。引き続き忙しい中でも何とか読んだかな。 ベストは『蝉しぐれ』。そんなに期待せずに読んだら、夢中になって読んでいた。今年最後に読めて、本当に良かったです。 十一月に読んだ本
2013.11.30 (Sat)
≪本≫
『富士日記・中』(武田百合子/中公文庫)★★★★☆ 今月は一冊だけ。忙し過ぎて、本を手に取る時間すらない状態。 そんな中で毎日少しずつ読んだ『富士日記』は心の支えでした。 十月に読んだ本
2013.10.31 (Thu)
≪本≫
『ジョゼと虎と魚たち』(田辺聖子/角川文庫)★★★☆ 『絶叫委員会』(穂村弘/筑摩書房)★★★★ 『ダイナー』(平山夢明/ポプラ社文庫/再読)★★★★ 『風が強く吹いている』(三浦しをん/新潮文庫)★★★★ 今月は四冊。新しい仕事に就いて、バタバタしていました。 ベストは『絶叫委員会』。PR誌に掲載されていた頃から読んでいますが、電車内で読むのは危険。 九月に読んだ本
2013.09.30 (Mon)
≪本≫
『寝ぼけ署長』(山本周五郎/新潮文庫)★★★★ 『日本人のくらしと文化』(宮本常一/河出文庫)★★★★ 『光る壁画』(吉村昭/新潮文庫)★★★★ 『ドキュメント気象遭難』(羽根田治/山と渓谷社)★★★☆ 『アンソロジー カレーライス!!』(パルコ出版)★★★★ 『トラウマ映画館』(町山智浩/集英社文庫)★★★★ 『マラケシュ心中』(中山可穂/講談社)★★★★ 『富士日記 上』(武田百合子/中公文庫)★★★★☆ 『幻聴の世界』(日本臨床心理学会編/中央法規)★★★☆ 『凶悪』(新潮45編集部/新潮文庫)★★★★ 『河童が語る舞台裏おもて』(妹尾河童/文春文庫)★★★★ ≪漫画≫ 『SLAM DUNK 全31巻』(井上雄彦/集英社)★★★★☆ 『アヤメくんののんびり肉食日記』(町麻衣/祥伝社)★★★ 『となりの外国人 1』(宮本福助/太田出版)★★★★ 『とりかえ・ばや 1-2』(さいとうちほ/小学館)★★★★ 『月刊少女野崎くん 1-3』(椿いづみ/スクウェア・エニックス)★★★★ 『大奥 1-5』(よしながふみ/白水社)★★★★☆ 今月は11冊。涼しくなったので読書がはかどる。 ベストは『富士日記』。まだ上巻だけだけど、何故この人の日記はこうも読ませるのか。急いで読むのは勿体ない。 あと、●SUTAYAでコミックレンタルするのにハマって、漫画ばかり読んでいた。『スラダン』は名作だなぁ。 八月に読んだ本
2013.08.31 (Sat)
≪本≫
『ぼくはお金を使わずに生きることにした』(マーク・ボイル/紀伊國屋書店)★★★☆ 『バナナ剥きには最適の日々』(円城塔/早川書房)★★★★ 『ドキュメント道迷い遭難』(羽根田治/山と渓谷社)★★★★ 『北の無人駅から』(渡辺一史/北海道新聞社)★★★★☆ 『ドキュメント滑落遭難』(羽根田治/山と渓谷社)★★★☆ 『本のおかわりもう1冊』(桜庭一樹/東京創元社)★★★★ 『怖い絵 死と乙女編』(中野京子/角川文庫)★★★★ 『ドーバーばばぁ』(中島久枝/新潮文庫)★★★ 『建設業者』(建築知識編集部/エクスナレッジ)★★★★ ≪漫画≫ 『聖☆おにいさん 9』(中村光/講談社)★★★☆ 『俺物語!! 4』(アルコ・河原和音/集英社)★★★★ 『父の暦』(谷口ジロー/小学館文庫)★★★★☆ 今月は9冊。暑い割には良く読んだ。 ペストは『北の無人駅から』。北海道の無人駅があるような辺鄙な町から、環境問題、農業問題、地方行政の問題などをルポした本。同じような問題は、全国の地方自治体に共通するように思えた。ただ堅苦しい内容ではなく、そこに住む人とじっくり向き合って書かれているのが良い。 漫画は『父の暦』。新潟の北書店で見かけて、何となく買って帰りの電車で読んでいたら、泣けて泣けて大変だった。車窓の風景と共に思い出すであろう一冊。 七月に読んだ本
2013.07.31 (Wed)
≪本≫
『石川くん』(枡野浩一/集英社文庫)★★★★ 『零式戦闘機』(吉村昭/新潮文庫)★★★★☆ 『雪の花』(吉村昭/新潮文庫)★★★★ 『甲子園が割れた日』(中村計/新潮文庫)★★★★ 『弱くても勝てます』(高橋秀実/新潮社)★★★★ 『亀のひみつ』(田中美穂/WAVE出版)★★★★ 『ヨハネスブルグの天使たち』(宮内悠介/早川書房)★★★★ 『ネゴシエイター』(ベン・ロペス/柏書房)★★★★ 『こんな夜更けにバナナかよ』(渡辺一史/文春文庫)★★★★☆ 『魚影の群れ』(吉村昭/新潮文庫)★★★★ ≪漫画≫ 『いとしのムーコ 1,2巻』(みずしな孝之/講談社)★★★☆ 『銀の匙 8巻』(荒川弘/小学館)★★★★ 『野田と申します。 5巻』(柘植文/講談社)★★★☆ 『宝石の国 1巻』(市川春子/講談社)★★★★ 『GBパーク』(オノ・ナツメ/竹書房)★★★★ 今月は10冊。雨続きだったので、だらだら読んでました。 ベストは『零式戦闘機』と『こんな夜更けにバナナかよ』の二冊。 『零式〜』は、『戦艦武蔵』とは真逆の、日本の兵器の花形の誕生から衰退を描いた作品。戦後日本のモノづくりにも繋がる話だと思います。 『こんな夜更けに〜』は障害者の自立と、介助のボランティアのドキュメンタリー。出てくる人たちは皆濃いキャラクター揃いだけど、本質的な悩みは障害者、健常者問わず大差ないのかもしれない。 五月に読んだ本
2013.05.31 (Fri)
≪本≫
『山の仕事・山の暮らし』(高桑俊一/ヤマケイ文庫)★★★★ 『星なしで、ラブレターを』(石井ゆかり/幻冬舎)★★★★ 『旅のグ』(グレゴリー青山/ちくま文庫)★★★☆ 『6枚の壁新聞』(石巻日日新聞社編/角川新書)★★★★ 『カフェという場の作り方』(山納洋/学芸出版)★★★☆ 『海からの贈り物』(リンドバーグ夫人/新潮文庫)★★★★ 今月は6冊。そこそこ読んでました。 ベストは『山の仕事・山の暮らし』。ハローワークの求人募集に載っている職業だけが職業ではない、こうして町に住む人には知られることもない仕事人たちがいるのだというのが興味深かったです。ヤマケイ文庫は装丁も綺麗。 漫画は記録しそびれました。 四月に読んだ本
2013.04.30 (Tue)
≪本≫
『旅ノート・散歩ノートのつくりかた』(奥野宣之/ダイヤモンド社)★★★★ 『復興の書店』(稲泉連/小学館)★★★★ 『淀川長治映画塾』(淀川長治/講談社文庫)★★★★☆ ≪漫画≫ 『銀の匙 7』(荒川弘/小学館)★★★★ 『ちいさこべえ 1』(望月ミネタロウ/小学館) 今月は三冊。色々あって本を読む気力もなく…。 ベストは『映画塾』ですね。淀川さんの映画大好き! という情熱と喋りっぷりに圧倒されます。映画の話をしながら人生の話にもなっていて、淀川さんにしかできない塾。生で聞きたかったなぁ。 三月に読んだ本
2013.03.31 (Sun)
≪本≫
『ジプシーを訪ねて』(関口義一/岩波新書)★★★★ 『面白い本』(成毛眞/岩波新書)★★★★ 『昆虫標本商万国数奇譚』(川村俊一/河出書房新社)★★★☆ 『影武者徳川家康 上』(隆慶一郎/新潮文庫)★★★☆ 『Cinematrix 伊藤計劃映画時評 2』(伊藤計劃/ハヤカワ文庫)★★★★ 『真剣師 小池重明』(団鬼六/イーストプレス)★★★★ 『河北新報社のいちばん長い日』(河北新報社/文藝春秋)★★★★☆ 今月は7冊。色々あって忙しかった割には読んだかな。 ベストは『河北新報社のいちばん長い日』ですね。震災関係の本は、今までほとんど手に取ることもなかったのですが、2年経ってやっと読もうという気になれました。決して楽しい読書ではないですが、あの時何が起こっていたのかを知るのは大事だと、この本を読んで改めて思いました。 漫画は記録してなかったため、忘れてしまいました。 二月に読んだ本
2013.02.28 (Thu)
≪本≫
『ジャッカルの日』(フレデリック・フォーサイス/角川文庫)★★★★ 『火怨 上下』(高橋克彦/講談社文庫)★★★★ 『黄金のバンタム』(百田尚樹/PHP文芸文庫)★★★ 『インパラの朝』(中村安希/集英社文庫)★★★★ 『Running Pictures 伊藤計劃映画時評集1』(伊藤計劃/ハヤカワ文庫)★★★★ 『山の人生』(柳田国男/角川文庫)★★★★☆ 『名物「本屋さん」を歩く』(井上理津子/宝島社文庫)★★★☆ ≪漫画≫ 『俺物語!! 3』(アルコ・河原和音/集英社)★★★★ 『つらつらわらじ 5』(オノ・ナツメ/講談社)★★★★ 『草子ブックガイド 2』(玉川重機/講談社)★★★★☆ 今月は7冊。まずまず読めました。 ベストは『山の人生』。柳田国男、昔読んだ時はピンと来なくて遠ざかっていましたが、改めて読んでみたら面白い! 民俗学を知る上では、やはりハズせない大家ですね。 今月はアタリ本が多く、『ジャッカル〜』『火怨』も夢中になって読みました。男のロマンなラインナップ(いつものことですが・笑)。 |